ブルーベリー：高東農園

樹上で熟成させた完熟果。
もぎたての果実のおいしさは家庭果樹の醍醐味

ラビットアイ系

樹高が高く大きくなる。畑に植え付けても管理が楽です。ラビットアイ系を、収穫時期ずらして揃えると7〜9月〔10月〕までの約3ヶ月以上楽しむことが出来ますよ。品種を選べばハイブッシュ系に劣るどころか、遥かに糖度の高い果実が収穫可能です。最初は栽培しやすいラビットアイ系がいいと思います。ラビットアイ系は剪定して実を付けずにおくと、1年で驚くほど大きくなる傾向があります（1年で50cm〜1mは伸びるようです）。甘い品種が多く、露地植えで大きく育てたいものです。
目安として、温州みかんの栽培地域が適地になります。ラビットアイ系の違う品種を２本以上植えることを、お勧めします。

ティフブルー・バルドウイン・クライマックス・ホームベル・ウッダード・ブライトウェル・ブルーシャワー

サザンハイブッシュ系

ハイブッシュ系に近い食味に、暑い地域でも栽培可能という文句なしの品種群。成木でもハイブッシュ系より背丈が少し小さめ。育て易い品種もあるのですが、必ずしも暖地適性があるとは言えません。果実はやや小さくなりますが味はハイブッシュ系に劣らず、6〜7月の収穫用として品種によってはお薦めできます。
サザンハイブッシュ系は、1948年からフロリダ大学等により改良が始まり、暖地での栽培が可能なハイブッシュ品種の系統です。
　全般に暑さに強いですが、反対に寒さや乾燥にやや弱い傾向があります。樹勢は中程度で樹高は1〜1.5ｍ前後。果実の大きさは大粒種も有り、比較的豊産性で風味良く甘味酸味のバランスに優れています。サザンハイブッシュ系の違う品種を２本以上植えることを、お勧めします。

シャープブルー・サンシャインブルー・ミスティー・オニール・ブラッデン・サザンリベイル・サンプソン

ノーザンハイブッシュ系

ノーザンハイブッシュ系品種は寒冷地に適した系統です。果実品質にたいへん優れ、生食ブルーベリーの醍醐味ともいえる『酸味と甘みとの調和』を感じさせます。国内では関東以北の寒冷地で育てやすい。ノーザンハイブッシュ系の違う品種を２本以上植えることを、お勧めします。

バークレイ・コビル・ダロウ

ブルーベリー接木苗
ブルーベリー接木苗の特徴について
暖地地方の皆さんに朗報ですよ。最近、人気が出ているブルーベリーの接ぎ木。以前は、挿木増殖苗（自根性苗）で、土質、栽培地域が限定され調子良く育っていても、急に弱り回復しきれずに枯れてしまった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ブルーベリーの系統の中でも、ノーザン・ハイブッシュ系は、大実でおいしい品種が多いですが土壌は酸性を好み、おまけに寒冷地のみ（冬季寒さにあたる時間が必要です。種類ごとに時間が多少異なります。）栽培適応とされている為、温暖な気候の暖地では残念ながら栽培が難しいとされてきました。　接ぎ木苗は、ラビットアイ系の特徴である土壌適応性（ph5.8まで適応できます）と暖地栽培に適している性質を利用して、ホームベルやティフブルー等を台木とし、その台木にハイブッシュ系のブルーベリーを接ぎ木し、暖地でも良い品質のハイブッシュ系の品種を栽培できるようにしたものです。すごいですよね〜。　接ぎ木苗のポイントは上記に記載したことに加え、根も細根で露地植えでは成長が難しいと言われていた品種も、成長が速くなりオマケに丈夫に育ち大実の果実を収穫ができると言われています。実際当店の接ぎ木苗のブルーベリーも立派ですよ！

樹上で熟成させた完熟果。 もぎたての果実のおいしさは家庭果樹の醍醐味

樹上で熟成させた完熟果。
もぎたての果実のおいしさは家庭果樹の醍醐味